第2章|すれ違うから、わかりたくなる

沈黙というやつは、
にんげんにはなかなか手ごわい敵らしい。

わたしのように、
昼寝の毛づくろいで一日が終わる生きものにとっては、
沈黙はただの空気のようなものだ。

けれどハルカは、
その沈黙に耐えられず、
わざとらしくカップを鳴らしたり、
どうでもいい質問を投げかけたりする。

その不自然な音や言葉が、
かえって部屋をぎこちなくしていくのに。

――おもしろい。
にんげんは、わざわざ「空白」を怖がって、
すれ違いの種を育ててしまう。

そうやって彼らは、
互いを知ろうともがくのだろう。

Hello world!

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